エンジニア

非IT業界からクラウドエンジニアに転職して2年が経過しました。

こんにちは、にの(@ninomiya_hy)です。

2年前の「IT業界未経験/27歳/高卒/ニート歴6ヶ月からAWSエンジニアに転職しました。」ではITエンジニアに転職するまでを、1年前の「非IT業界からクラウドエンジニアに転職して1年が経過しました。」ではITエンジニア1年目を終えるまでをそれぞれ綴ってきましたが、気づけばはや2年が過ぎ、ITエンジニアとしての歴も3年目に突入しました。

今回も前回の記事と同様に、自身の1年間を振り返る記事を書くことにしました。また、いわゆる「ITエンジニア転職の成功記録」に関しては、様々な背景を持つ方が書いた記事を見かけるものの、ITエンジニア転職後について書いた記事はそこまで見かけないので、ニッチな需要があるんじゃないかな〜という淡い期待も密かなモチベーションにしつつ書いてみます。続編が出るのを密かに待ってくれていたそこのあなた!いつもありがとう!!

前回の記事(ITエンジニア歴1年目)のあらすじ

  • 2019年4月にSES企業に入社し、SIerに常駐
  • AWSの標準的な設計方針の策定、Infrastructure as Codeの調査・検証、簡単な構築等に従事
  • 紆余曲折あり2019年12月末に退職
  • 2020年2月にCIerに入社
  • 研修メニューの進行、簡単な保守作業等に従事

興味のある方は、ぜひ前回の記事も併せてご覧ください。

入社1年目の振り返り

入社後に配属された部署は、構築・運用保守を主要な業務としており、入社後1~2ヶ月目は、研修メニューに沿ってTerraformを利用した構築のトレーニングを進めたり、一部の設定変更レベルの保守作業を実施したりしていました。

入社3ヶ月目頃から構築案件にアサインされるようになり、この1年間では約10件程度の案件に携わらせていただきました。1つ1つの案件はそこまで規模の大きいものではなく、ELB/EC2/RDSのベーシックな構成、ベーシックな構成にCloudFront/EFS/Auto Scaling等を組み合わせた構成、CloudFront/S3の静的ウェブサイトホスティング構成等が多くを占めています。

また、多くの案件では、自分がアサインされた段階ではある程度構成が固まっていたため、詳細設計〜構築〜監視設計・導入〜リリース後の運用保守辺りが主な担当範囲でした。一部の案件では、初期段階のお客様との打ち合わせから参加させていただく機会もあり、要件の整理や構成の提案から携わることができ、良い勉強になりました。

自分が初めて構築した案件がリリースされた時は嬉しかったです。「このサイト、僕が作ったインフラの上で動いてるんだなぁ…」と、ちょっとした感動を噛み締めながら眺めていました。

運用保守については、自身が構築した案件に限らず、複数の案件の対応をしていました。当然ながら、知識が少ないサービスに関連するお問い合わせ等も多々あり、都度調べながら対応していくことで、1つ1つのタスクが自分の成長に繋がっていく実感がありました。特にネットワーク(Direct Connect等)やサーバーレス(ECS/DynamoDB等)に関しては、構築業務で触れる機会が少なかった分、運用業務を通じて得られた知識が多くあったように思います。

AWSでは様々なサービスのハンズオンが用意されており、「このサービス、あんまりよく分かってないんだよな〜」という時にはよく活用していました。Direct Connectのハンズオンでは、オンプレミス側のCisco/Juniperのルーターの設定をする手順もあり、オンプレミスの経験がない自分にとっては良い経験になりました。

EC2のコスト削減に向けたスペックダウンのサイジングをしたりもしました。CloudWatchのメトリクス等の情報をもとに自分が検討した変更案と、AWS Compute Optimizerでレコメンドされた変更案が一致した時はちょっと嬉しかったです。検討が終わった後にこのサービスの存在に気づいて、「こんな便利なサービスがあるならもっと早く教えてよ〜」となったのは内緒です。

その他には、監視系SaaSのDatadogで標準的な監視項目を設定するためのTerraformのテンプレート作成等も行いました。AWSの構築もDatadogの監視設定もまとめてTerraformでコード化できるので、結構便利です。

特筆すべき輝かしい実績!みたいなものは特に残せませんでしたが、そこそこ順調に成長することができ、今後取り組むべき課題も見えてきた良い1年間だったと思います。3月には衝撃的な?イベントもありましたが、それは後半で書きます。

第一子の誕生

夫婦で相談して里帰り出産をすることにしたのですが、新型コロナのこともあり、出産直前〜直後に移動する形だと色んなところに迷惑をかけそうだったので、余裕を持って出産予定日1ヶ月前から妻の実家に寄生帰省して引きこもっていました。

隣接する建物がない庭付き戸建てだとコロナ禍でも気軽にBBQができて羨ましい。どちらかといえばマンション派ですが、戸建ても捨てがたいなと思いました…。

その後、念願の第一子が誕生しました。生まれた直後はこんなに小さかった我が子も、今では生後6ヶ月が過ぎていて、毎日元気に転がり回っています。子供の成長は本当に早く、その過程を見ているだけでもとても楽しいです。

在宅勤務のはじまり

2020年3月頃から全社的に在宅勤務となり、2020年度はいわゆる「フルリモートワーク」の状況でした。厳密に言うと1日だけ出社しましたが…。

社内でのやり取りはSlackで、お客様とのやり取りはBacklogでテキストベースで行うことが多かったので、仕事の進め方に関しては、出社から在宅に切り替わったことによる影響はそれほどありませんでした。

入社1年目だったことや、ITエンジニアとしてのキャリアが始まったばかりだったこともあり、数ヶ月単位の育児休職は取得しないことにしましたが、家族の姿を横目に仕事をしたり、これまで通勤に費やしていた時間や昼休みの時間を、育児や家事に使ったりできる状況は、とてもありがたいものでした。

一方で、生後4ヶ月頃から子供が泣き声以外で甲高い叫び声(「いあぁあぁぁあああぁ!!!!」みたいなやつ)をあげるようになったのには頭を悩ませました。仕事部屋を確保できずリビングの一角で仕事をしているのですが、作業中にがっつり集中を切られるのは、なかなか辛いものがありました。

最終的には、3Mのイヤーマフで防御を固めて難を逃れる形に落ち着きました。強力な高周波攻撃はこれすらも多少貫通してきますが、かなりマシにはなりました。仕事中に音楽を聴くタイプの方であれば、ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを使う手もありそうですが、音楽を聴かないタイプの方で、在宅勤務で仕事部屋を確保できずに周囲の音に悩んでいる方には結構おすすめです。あぁ…書斎が欲しい…。

また、今後もしばらく在宅勤務が解除されることはなさそうなので、作業環境の拡充にもそこそこ投資をしました。特にトラックボール(ELECOMのHUGE M-HT1URBK)と分離型キーボード(MistelのBarocco MD770)は試打等をせずに購入したので、違和感なく使えるかがやや不安でしたが、今ではすっかり手に馴染んでおり、良い買い物ができたな〜と思っています。もう普通のマウスやキーボードには戻れない…。

オフィスバスターズの通販サイトで中古のアーロンチェアも購入したので、必要なものは一通り揃った感があります。今後も余裕があれば、モニター・カメラ・マイク辺りにも投資していきたい所存です。

2020年度の抱負の振り返り

前回の記事の末尾に抱負を書いていたので、その達成状況を振り返ってみます。この記事を書くまで抱負のことを忘れていたのは内緒です。

抱負その1.AWS認定6冠(CLF/SAA/SOA/DVA/SAP/DOP)

もともと所持していた下記の認定に加えて、

  • AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)
  • AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA)

2020年度中には、新たに下記の認定を取得し、AWS認定9冠となりました。当初の予定よりも3つ多く取得できた形です。

  • AWS Certified SysOps Administrator – Associate (SOA)
  • AWS Certified Developer – Associate (DVA)
  • AWS Certified Solutions Architect – Professional (SAP)
  • AWS Certified DevOps Engineer – Professional (DOP)
  • AWS Certified Security – Specialty (SCS)
  • AWS Certified Database – Specialty (DBS)
  • AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty (Retired) (AXS)

学習リソースとしては、Black Beltの資料や、AWS公式トレーニングのEラーニング(タイトルが「Exam Readiness:」で始まるもの)を主に利用しました。また、書籍は下記のものを利用しましたが、いずれも試験対策に大いに活躍してくれた良書でした。

  • AWS認定ソリューションアーキテクト−プロフェッショナル 試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
  • 要点整理から攻略する AWS認定 セキュリティー専門知識

どうせなら2020年度中にAWS認定12冠まで行きたかった…。時間が足りんかったんや…。

抱負その2.TOEIC***点(受けたことないから目標にするべきレベル感が分からん…とりあえず受ける)

AWS認定については予定よりも良い結果が出た分、こちらは残念な結果となりました。というか、結局TOEIC受験まで辿り着きませんでした…。

妻の実家に帰省するまではコツコツ勉強を続けていたのですが、それ以降は英語の勉強自体全くしていない状況です。そもそも英語を必要とする機会がほぼないため、必要に駆られないと頑張れない性格がもろに出た結果だと感じています。子供が英語を勉強する時期になったらまたやろうかなぁというお気持ち。

2021年度の抱負

2021年2月に入社2年目を無事に迎えたのですが、その翌月に人事異動の発表があり、2021年4月からリーダーに就任することとなりました。

ITエンジニアとしての経歴も浅いため、もう少しメンバーとしてじっくりやっていった方が良いんじゃないか…という思いも多少はありましたが、遅かれ早かれリーダーを経験してみたいとは思っており、次にいつチャンスが巡って来るかも分からなかったため、挑戦してみることにしました。

この記事の執筆時点(2021年5月2日)では、リーダーに就任してから1ヶ月が経過していますが、メンバーにも恵まれており、今のところは何とかやって行けそうな感触があります。今後は、構築案件や運用保守の対応を行うメンバーのフォローや、タスクのアサイン調整等のマネジメントが主要な業務となるため、リーダーの責務を果たせるよう、必要となる知識を身につけていきたいです。ふわっとしてるけど許してください…。

AWS認定資格については、2021年度中に12冠を目指します。苦手意識のあるSpecialty3種を残してしまっているので、これらを取得して苦手意識を克服したいと思います…。

おわりに

2020年度は様々な環境の変化がありましたが、前年度以上に良質な経験を積むことができました。2021年度はより一層試練の年となりそうですが、引き続き頑張りたいと思います。

この記事の中でよく分からなかったことや、聞いてみたいことなどがあれば、僕のTwitter(@ninomiya_hy)にご連絡をいただければ、お答えできる範囲で良ければ返信しますので、お気軽にどうぞ。

前回の記事はこちら=>非IT業界からクラウドエンジニアに転職して1年が経過しました。